2011年03月12日

死ぬと思った

昨日の大地震発生時、首都高速上にいました。
渋谷方面に向けて箱崎ジャンクションを少し過ぎた時、異常な横揺れを感じた。
車は前に進みハンドルもほとんど動かない状態なのに車が右へ左へと傾く。
変だなと思いブレーキを踏むと前を走る車も停車した。
「地震?!」と思うのと同時に信じられない揺れが起きた。
ブレーキを足で踏み続けるのは無理と判断し、ギアをパーキングへ。
そしてハンドブレーキをきつめにかけた。

たわむ橋桁。
中央分離帯のコンクリート塀がまるで蛇のように動いている。
その上に立つ外灯が全て違う動きをしながら大きくしなっている。
高速道路脇に立つビル郡が異音を発しながら揺れている。
私の小さな車は高さ数十メートルの高速道路上にあり、頼りにならないコンクリート道と共に大きく揺さぶられている。
何につかまっても全く意味がなく、ただひたすら上下左右に暴れまくるこの恐怖が収まることを祈っていた。
過去テレビで見た高速道路の崩落を、今まさに体験するんだって本気で思った。
私の最後はこういう終わり方だったんだって思った。
覚悟なんて出来なかった。
ただひたすら「神様。お願い。神様。助けて!」って唱えるしかなかった。
呼吸が乱れ、過呼吸みたいになってた。
本当に死ぬんだって思った。
「死ぬかと思った」じゃなくて、「死ぬ!」って思った。

ようやく収まった揺れだが、その後どうしたらいいかわからなくなった。
車を捨てて走って逃げようかと思ったがそれも怖い。
泣きそうになってると車が動き出した。
同乗者が車から出て自分らのいる位置を確認した後、進む車列に安堵しながら宝町インターから降りた。

高速道路に乗るのが怖い。
一般道で帰路へ。
途中、亀有付近で再度大きな揺れを感じた。
が、地面の上にいる安心感はさっきのあれとは比べ物にならない。
町中に溢れている人々の目がただひたすら救いを求めている。
私もきっとあの目をしているに違いない。
繋がらない電話。
安否確認ならメールの方が確立高いだろうと思い、震える手で電報なみの短い文を送る。
その後メンバー・家族全員無事の一報が届いた。

千葉県内を6時間かけて帰宅した。
この体験は人生の中でしなくてもいい類の経験だった。
無力
天災の中では私達人間はただ無力なのだと思い知った。

防ぎようがないのが天災
このブログを読んでくれている人達に悲しい事が起こっていないことを心から祈っている


posted by スタッフ E at 16:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
怖い。高速乗ってたんですね。それは怖いです。無事で何よりです。私は家で2階に居て初め落ちてくる物を押さえてましたが2回目のとき物押さえてる場合じゃない!と1階に降りました。真っ直ぐ歩けなかったです。仕事だったらお客様もいてもっと大変だったろうな〜と思いました。。。天災は為す術がないですね。
Posted by いと at 2011年03月14日 22:51
神奈川無事でしたexclamation
Posted by あるぺー at 2011年03月18日 00:46
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